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分館【りんごの棚×障害者サービス】連続展示企画:第1回『「点字つきさわる絵本」を知っていますか?』が始まりました

第1回『「点字つきさわる絵本」を知っていますか?』

和光市図書館下新倉分館では、【りんごの棚×障害者サービス】の連続展示企画として、2024年9月から2025年3月までの7か月間、月ごとにテーマを決めて、連続展示「すべての人に読書の楽しみを!」を行います。

第1回目のテーマ

「点字つきさわる絵本」を知っていますか?

  • エレベーター前のパネル展示の様子

    「てんじつきさわるえほん」のことがわかる
    Q&Aパネル展示

  • りんごの棚の展示では、実際に「点字つきさわる絵本」を見て触れることができます

    りんごの棚の展示では、実際に「点字つき
    さわる絵本」に触れることができます

★ポスター:すべての人に読書の楽しみを!9月展示用ポスター.pdf(PDF:416.2KB)

展示期間

2024年8月23日(金曜日)から2024年9月25日(水曜日)まで

展示内容

下新倉分館にある「点字つきさわる絵本」を集め、展示いたします。

今回は「点字つき絵本の出版と普及を考える会」様(※)より、『てんじつきさわるえほん」のことがわかるQ&Aパネル』をお借りし、パネル展示も行います。「点字つきさわる絵本」とはどのような本なのか、どのように作られているのか、そもそも点字って何?など、パネルで「点字つきさわる絵本」にまつわる疑問に答えてくれます。

パネルを見たあとは、ぜひ【りんごの棚】の展示コーナーで、実際に「点字つきさわる絵本」を手に取って、見て、触ってみてください。

(※)「点字つき絵本の出版と普及を考える会」とは、<目の見えない人と見える人が一緒に絵本と楽しめるようになること>を目指して、2002年に発足した会です。出版社、印刷会社、書店、点訳ボランティア、作家、画家、デザイナー、研究者などが構成メンバーになっています。詳しくは会のホームページをご覧ください。

点字つきさわる絵本の楽しみ方

  • 目の見えない大人が子どもに展示を読んであげることができます。
  • 目の見えない子どもは、読んでもらいながら指で絵の盛り上がりを読み取って楽しむことができます。
  • 見える親子も、通所の読み聞かせに加えて手で感覚を楽しむことができます。

和光市図書館では、すべての方に読書を楽しんでいただきたいと思っています。
お近くに「点字つきさわる絵本」を必要としている方がいらっしゃいましたら、ぜひ図書館で借りられることをお伝えいただけますよう、ご協力をお願いいたします。

▶りんごの棚

【りんごの棚】とは、特別なニーズを持つ子どもたちが、読書を楽しむための本や、子どもたちを支援する大人たち向けの本を集めたコーナーです。点字の本や触って楽しむ絵本、点字つきさわる絵本、LLブック、DAISY図書などがあり、一部の資料を除き、どなたでもご利用いただけます。

和光市図書館下新倉分館の【りんごの棚】コーナー

▶点字つきさわる絵本

元の絵の美しさはそのままに、その上に樹脂インクで盛り上げ印刷を施すことで、点字だけではなく、絵を触って楽しむことができる絵本です。まだまだ出版数は多くはありませんが、物語だけでなく図鑑や迷路など、種類も少しずつ増えてきています。和光市図書館では、【りんごの棚】に集めて置いています。


今回展示してるパネルは、この後2024年10月12日(土)~2024年10月24日(木)に大阪府立中央図書館で開催される「さわってたのしむ絵本の世界展」で展示される予定です。遠方ではありますが、おでかけのご予定のある方は、ぜひそちらにも足を運んでみて下さい。