分館【りんごの棚×障害者サービス】連続展示企画:第3回『さわってたのしい「布絵本」』が始まりました
第3回 さわってたのしい「布絵本」
和光市図書館下新倉分館では、【りんごの棚×障害者サービス】の連続展示企画として、2024年9月から2025年3月までの7か月間、月ごとにテーマを決めて、連続展示「すべての人に読書の楽しみを!」を行っています。
第3回目のテーマ
さわってたのしい「布絵本」
エレベーター前での展示の様子
りんごの棚での展示の様子
★ポスター:すべての人に読書の楽しみを!11月展示「さわってたのしい布絵本」ポスター.pdf(PDF:483.1KB)
展示期間
2024年10月25日(金曜日)から2024年11月27日(水曜日)まで
展示内容
「布絵本」とは、布やフェルト、ボタン、ひも、マジックテープ、ファスナー、スナップなどを使って作られた絵本です。元々は視覚障害を持つ子どものために作られましたが、「とめる」「はずす」「ひっぱる」「くっつける」「むすぶ」「ほどく」などの手指の働きの向上が遊びながらできるように工夫されていて、あかちゃんから高齢者の方まで楽しめるバリアフリーな絵本です。
今回は、和光市図書館下新倉図書館で所蔵する8点の「布絵本」をりんごの棚コーナーで展示します。貸出もできますので、ぜひ手に取ってご覧ください。
本館には22点の「布絵本」がありますので、お取り寄せすることもできます。
和光市図書館が所蔵する布絵本は、「和光布絵本の会ゆりかご」さんが作製してくださっています。
和光布絵本の会ゆりかご
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布絵本の作成風景
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最新作「おむすびころりん」の一場面
和光市図書館の「布絵本」は、平成30年に和光市教育委員会表彰も受けたボランティア団体「和光布絵本の会ゆりかご」の皆さんが、一針一針心を込めて手作りしてくださっています。
和光市図書館には「布絵本」がなかったため、平成19年度にすずらん文庫の渡辺順子先生をお招きし、布絵本をつくるボランティアの養成講座を行いました。講座終了後、受講生によるボランティア団体「和光布絵本の会ゆりかご」が結成され、現在まで和光市図書館に置く布絵本を作製していただいています。和光布絵本の会ゆりかご」は、下記日時に本館で活動していいます。ご興味のある方は、お気軽に図書館本館までお問い合わせください。
- 活動日:原則、第1・第3水曜日
- 時間:午後1時30分~3時30分
- 場所:和光市図書館(本館)会議室
※令和6年度の活動日や募集内容の詳細については、和光布絵本の会ゆりかご会員募集ポスターをご覧ください
その他にも、たくさんのボランティアの皆さんが図書館サービスを支えて下さっています。図書館で活動してるボランティアサークルについては、こちらをご覧ください。
▶りんごの棚
【りんごの棚】とは、特別なニーズを持つ子どもたちが、読書を楽しむための本や、子どもたちを支援する大人たち向けの本を集めたコーナーです。点字の本や触って楽しむ絵本、点字つきさわる絵本、LLブック、DAISY図書などがあり、一部の資料を除き、どなたでもご利用いただけます。
次回の展示では、12月3日~12月9日の障害者週間に合わせて、障害者サービス全般のご紹介をする予定です。