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7月13日(土)・18日(木)【本館】学校読み聞かせボランティア養成講座

 7月13日(土)と18日(木)の2日間、講師に国岡晶子さんをお迎えし、読み聞かせの基礎と実践を行いました。講座には、市内小中学校で読み聞かせボランティアをしている方、これから始める方などが、計28名参加してくださいました。

【1日目】

 『読み聞かせのいろは』をテーマに「なぜ、いま私たちは子どもたちに読み聞かせするのか」を学びました。参加者は学校での読み聞かせの意義を知り、「子どもたちが図書館や図書室へ足を運び、良い絵本に出会うための読み聞かせ」との言葉を熱心に聞いていました。
 次に、絵本を読むときのポイントや技術を学びました。基本的な技術を学んだあとは実践として、6つのグループに分かれ、事前に練習してきた課題図書を、読み聞かせあいました。慣れない絵本の持ち方に苦戦している様子もありましたが、持ち方や読み方についてアドバイスをもらうと、その通りに直して読み聞かせを続けました。

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    講義「なぜ、いま私たちはこどもたちに読みきかせをするのか」

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    グループごとに分かれて読み聞かせ

【2日目】 

 講師に選ばれた代表者9名が、それぞれ前へ出て、練習してきた絵本を読み聞かせしました。緊張しながらも、丁寧に、大きな声でしっかりと読み聞かせをしてくださいました。読み終えたあとに、講師から読み聞かせの仕方のアドバイスや、読んだ絵本に関する解説や、絵本の選び方などを伺いました。
 最後に、講師おすすめの本の紹介や、事前に集めた参加者からの質問に答えました。
「読み聞かせ時の声の大きさはどれくらいが良いか?」「高学年や中学生向けにはどういった本を読んだ方が良いのか?」など、読み聞かせ時の疑問や不安に具体的な例でお答えいただき、参加者は満足した様子でした。

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    講師による読み聞かせ絵本の講評

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    講師によるおすすめ本の紹介


 参加者からは、次のような感想をいただきました。

「心得がとても参考になりました。始めるいいきっかけをいただいたので良かったです」
「頭では理解できていても、なかなかできていないと再確認できました。講師の先生のお話を聞きながら再確認出来たり、新しい発見がありました。」
「新しい絵本に出会えたり、読み聞かせボランティアを始めるにあたっていろいろ聞けたので、くせがつく前にフラットに頭に入ってきた気がします。」
「本の世界の素晴らしさを伝えることが読み聞かせのキホンになるということが分かり、自信のない自分の背中を押してもらえました。」
「緊張しましたが、思い切って実技をやってみて本当に勉強になりました。全く知識のない状態での参加でしたが、学びの多い2日間となりました。」

 終了後は、学校の読み聞かせボランティアの参加希望を、沢山の方が出してくださいました。また、講師へ質問をしに集まったり、小中学生向けの読み聞かせ勉強会の見学希望の申し出があったり、参加者同士で話し合ったりなど、講座終了後もみなさん意欲的に活動していらっしゃいました。
 長年ボランティアをされている方から、これから始めようとしている方まで、幅広い活動歴の人たちが、にぎやかでやる気の満ちた雰囲気の中、読み聞かせについて熱心に学ぶとてもよい講座となりました。
 講座で講師がおすすめした本や事前課題図書は、キッズルーム前の「小学校での読み聞かせ」の棚の隣に展示しております。ぜひ、読み聞かせにご活用ください。


 和光市図書館では、今後も様々な講座の開催を予定しております。ご興味のある方は、ぜひ次回の講座にご参加ください。