6月15日(土)令和6年度第1回子どもの科学「宇宙ってどんなとこ?~月齢早見盤をつくろう~」を開催しました。
今年度の「第1回子どもの科学」は近年、新たな開発計画が続々と発表されて注目を浴びている「宇宙」をテーマに開催しました。
最初に、模型の惑星を使って子どもたちに宇宙の広さを実感してもらい、次に中を真空にすることができる容器を使って実験をしました。真空の容器の中ではお菓子の袋はどうなるかを観察し、ブザーの音は大きくなるか小さくなるかを実際に確認しました。
最後に2つ工作をしました。
1つめは、つなげた2つの空のフィルムケースに青と黒の紙を貼ったコマをつくりました。これに月の満ち欠けを表した黄色いシールを貼るだけの簡単な工作です。しかし、これをうまく回すと、青い地球とその周りをまわる月に見えます。
2つめは「月齢早見盤」です。これは年月日を表した2つの紙の円盤を組み合わせ、その上に月を模した黄色と黒のツートンカラーのボールを差し込んで作ります。つまみを使って年月日をセットして、円盤に差し込んだクリップののぞき穴から見ると、その年月日の月の満ち欠けがどうだったかを知ることができるというものです。
2つとも簡単な工作だったので、1年生でも1人で作れる子どもが多かったようです。
最後に坂口先生に宇宙の本を紹介してもらいました。講座が終わってから、じっくり本を吟味して選んでいる子もいました。多くの本が借りられていき、子どもたちもより一層、宇宙と科学に興味を持ってくれたようでした。