10月29日(土)【本館】図書館まつり(1日目) 鈴木邦弘氏 講演会「『いぬとふるさと』と福島の今」
令和4年度 図書館まつり(1日目)
鈴木邦弘氏 講演会「『いぬとふるさと』と福島の今」
絵本「いぬとふるさと」(全国学校図書館協議会選定図書)について、絵本作家・鈴木邦弘氏に、その制作の背景や絵本に込めた思いについて、お話を伺いました。
お話から、福島で何が起こっているのか多くの人に絵本を通して知ってもらいたい、という鈴木さんの熱い思いが伝わってきました。
会の後半では、鈴木さんが撮影した最新の双葉町の動画を見せていただきました。人の姿が無い町に鳥の声、虫の声、線量計の電子音が流れる映像は、強く印象に残りました。
参加した方々からは、「福島のことを忘れてはいけないと思いました」「原発事故を風化させないためにも良いテーマだと思いました」「子どもにも理解できる絵ですね」「絵本の犬は、人間に何を言いたかったのでしょうね」「鳥の声、虫の声が悲しく響きました。福島の今を知ることができました」など、たくさんの感想を寄せていただきました。