毎回、満員御礼の「朗読の会あめんぼ」さんによる「大人のための朗読劇場」。今回の「朗読劇場」は、昨年惜しまれつつなくなった日本を代表する詩人「谷川俊太郎」氏の詩と、今、朝ドラで話題沸騰の「やなせたかし」氏のメルヘン小説を朗読しました。
谷川俊太郎の詩は一編一編はとても短いのですが、言葉の1つ1つがとても研ぎ澄まされていて、力がみなぎるような朗読でした。
一方、やなせたかしのメルヘン小説は、メルヘンでありながら「人間にとって何が本当に大切なのか」を問うお話ばかりで、メンバーの皆さんは情感たっぷりに朗読し、聞き手も皆、シンとなって、聞き入っていました。
次回は11月の予定です。皆様、お楽しみに。
メンバー全員で椅子に座り、谷川俊太郎の詩を読むところです。自分が朗読する番が来るとすくっと立ち上がって朗読をしていました。
シンプルですが、背筋がピンとするような、素敵な演出でした。